ピロリ菌検査・治療について
胃がんはヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染と深く関わっているとされます。ピロリ除菌により胃がんの予防や感染の防止が期待されるため、ピロリ菌に感染している場合、除菌治療が推奨されています。
ピロリ菌の検査や除菌治療に関しては保険診療の適応が決まっており、それ以外の場合は自費診療(全額自己負担)になります。
自費診療対象となる方
- 胃がん予防のためピロリ菌の除菌治療を希望される方
- ピロリ菌に感染しているかどうか調べたい方
- 他の医療機関や人間ドックでピロリ除菌を勧められた方
など
保険診療対象となる方
- 内視鏡検査において胃炎と診断された方
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療を受けているか治療経験のある方
- 胃MALTリンパ腫
- 特発性血小板減少性紫斑病
など
保険対象疾患かについてわからない場合などはお問い合わせ下さい。ピロリ菌除菌をすべきかどうか悩んでいる方などもお問い合わせ下さい。
ピロリ菌の検査について
ピロリ抗体検査 | 3,000円(税込) |
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ピロリ抗体検査 +ペプシノゲン | 5,500円(税込) |
尿素呼気試験 | 6,500円(税込) |
ピロリ菌の除菌ついて
ピロリ除菌療法(病状説明と処方箋を発行、お薬代別途かかります) | 1,500円(税込) |
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※薬代は薬局で自費診療購入のため多少差がありますが概ね5,000~7,000円程度が目安になります。
治療後は1ヶ月以上期間をあけてから尿素呼気試験等で除菌の効果判定を行います。治療に失敗していたら薬を変更・増量等して再度薬物治療を行います。詳細は医師がご説明します。